【意外と作れる】54字の物語を作るのが楽しい

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54字の物語とは

54字の物語とはPHP出版が発行しているシリーズのことで、シリーズ累計60万部突破SNSで話題の「超短編小説」だそうです。

以下のリンクからTwitterに投稿されていた作品を少し読むことができます。

「54字の物語」シリーズ〜クイズ番組でも話題!究極の短編小説|PHP研究所
9マス×6行の「正方形の原稿用紙」に収められた「54字の物語」は、短いからこそ「意味がわかるとゾクゾクする」究極の短編小説として、いまTwitterをはじめとするSNSで話題になっています。

まあ昔からなんとなく存在は知っていたんですが、ほんタメで紹介されていたのをきっかけにちょっと興味が出てきました。

ほんタメでの紹介の回はこちら。

ちなみにルールは後で説明するとして、まずは見た方が早いと思うんですが、一番有名な作品だとこれでしょうね。

こんな感じで、54文字の原稿用紙にぴったり収まるように物語が展開されます。

公式がルールとしているものはこれ。

(1)文字数は54字ぴったりに収める
(2)句読点やカギ括弧にも1マス使う(「!」「?」の後でも1マス空けない)

とは言え、テクニックとして54文字で完結させないなんてのもあるみたいなので、54文字埋まっていれば一応良いのかもしれません。(もちろんただ文字数が合わないのはただのルール違反だけど)

54字の物語は誰でも作れる

物語は当然作るのが大変なんですが、54字の物語はその少ない文字数制限からやろうと思えば誰でも作ることができます

さらに、公式からジェネレーターまで出ているので、話を考えてジェネレーターに打ち込むだけでもう作品が完成です。

54字の物語ジェネレーター #54字の物語
54字ぴったりの物語をつくりましょう。

たった54文字の中にどういったポイントを盛り込んでいくか?を考えるのは非常に楽しいので、眠れない夜とかに作品は公開しないでもいいので自分だけの作品を作ってみましょう。

ちなみに定番は

・人肉食べちゃう系
・縦読み・横読み系
・54文字に収まらない系

だそうです。

まあ確かに思いつく気はしますね…

54文字の制約がある以上、言ってないけど察してもらうみたいなオチにする方が作りやすいので。

僕が作った作品

54字の物語を初めてまだまだなんですが、いくつか作ってみたので置いておきます。

盆と正月

「盆と正月が一緒に来たよう」と言う慣用句をベースにした話。

盆(夏休み)が取れずに正月(冬休み)まで来てしまった社畜が転職を決意する。

どんでん返しと言うわけでもないけど一応それっぽいし、起承結がしっかりあるので正統派な気がする。

シンギュラリティはいつ?

シンギュラリティの用語解説をベースにした話。

人間と同レベルのAIが誕生する時点の言葉であるシンギュラリティを説明している。

のは人類がとっくに滅びてしまった後のAIで、AIは人間とはどんな生き物だったかすら知らないというオチ。

一応どんでん返しのつもり。

眠れぬ夜は

ほんタメでのたくみさんのトークをベースにした話。

考え事をしていると寝落ちしやすいとのことだが実際は普通に寝ないで考え続けて日が明けていたという実話。

美味しくないから…

形式になれるためにとりあえず作ったエピソード。

どんでん返しというかウミガメ系の話はうまくオチた感じになるので54字の物語と相性は良い。

ただ人肉たべちゃう系は定番らしいのでアイディア被りが頻発しまくりだと思う。

信長の家臣

織田信長の最期と織田信長のもとに行く転生者多すぎというのがベース。

本能寺で光秀に討たれると転生者に何べんも聞かされ続けて正直飽き飽きしている信長様。

当然未来を変えると今自分の家臣になっている転生者はタイムパラドックスでいなくなってしまう。

転生者が来ないと今までの快進撃もできていないことになってしまって…

と言うわけですべてを受け入れて自らの役割を演じているとか考えるとなかなか趣深い気もする。

スマホはどこだ?

スマホを持ちながらスマホを探すことってたまにあるよねと言う話。

電気をつけるほどでもない時とかにスマホの明かりを使ってスマホを探すっての僕はたまにやります。

それだと話にする上ではちょっとインパクトがないので、呟こうとしている部分を入れることで、今手にスマホ持ってるじゃんとなんとなくほのめかしている。

同じようなシチュエーションでメガネをかけたままメガネを探すもある。

一筆書き

一筆書きのルールを原稿用紙のルール無視で一筆書きで書くというだけの文章。

答えが分かってないと読めない気がする。

ちなみに意味が通るように一筆書きするとこのルート。

普通に整地するとこんな感じ

最後のまとめ

今回は「【意外と作れる】54字の物語を作るのが楽しい」と言うタイトルで、作った作品を紹介したいから54字の物語についてを紹介しました。

54字の物語とはPHP出版が発行しているシリーズのことで、シリーズ累計60万部突破SNSで話題の「超短編小説」だそうです。

公式がルールとしているものはこれ。

(1)文字数は54字ぴったりに収める
(2)句読点やカギ括弧にも1マス使う(「!」「?」の後でも1マス空けない)

もちろん読むだけでも面白いんですが、公式がジェネレーターを公開しているので誰でも簡単に物語の作成をすることができます。

意外と作れるし作ると公開したくなるので、見てみてやりたくなったらチャレンジしてみるといいんじゃないでしょうか?

参考までに僕が作ったやつをいくつかか置いておいたので、これよりもいいやつを作ってXとかにポストしてください。

たくみさんが言ってた作ってほしいってのはこの気持ちの事だったのかって感じですね。

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