FIREとは
FIREは経済的自立と早期退職という意味ですが、めちゃくちゃかみ砕いて言うと、生きるために金を稼がなくていいので働かないとなります。
FIREにはだいたい5種類あります。
- ファットFRIE(資産だけで優雅に暮らせる)
- リーンFIRE(資産だけで質素に暮らせる)
- サイドFIRE(資産がそれなりにあり副業などでフルタイム労働をしないで暮らせる)
- バリスタFIRE(資産がそれなりにありアルバイトなどでフルタイム労働をしないで暮らせる)
- コーストFIRE(いつでもFIREできるがフルタイムで好きな仕事をして暮らす)
まあサイドFIREとバリスタFIREは同じものとして4種類とすることも多いみたいですが。
一般的なサラリーマンがFIREを目指すとなった場合はリーンFIREを目指すことになるんじゃないかと思います。
最終的にリーンFIREになればいいんですけどそれまでの間にサイドFIRE、バリスタFIRE、コーストFIREのどれかは必ず通ることになるんですよね。
そんなわけで今回はFIREに向けて、小さいFIREを解説したあとに最終的にリーンFIREを目指していく考え方を解説します。
小さいFIRE
上でFIREには5種類あると言って解説しましたが、それとは別に僕が小さいFIREと呼んでいるものがあります。
まあ正確には「FI」はしても「RE」はしてないのでFIREではないんですが…
例をあげるとこんなFIREです。
- 家賃FIRE
- 食費FIRE
- 通信費FIRE
- 水道代FIRE
- 電気代FIRE
こんな感じの○○FIREを僕は小さいFIREと呼んでいます。
要するに支出を細かく分けて、その分だけ資産収入で賄えたら○○FIRE達成というわけですね。
例えば、家賃が5万円なら資産収入で5万円賄えるようになったら家賃FIREが達成となります。
小さいFIREを考えるメリット
このように小さいFIREをしていくと考えることには4つのメリットがあります。
- 支出がいくらくらいか把握できる
- FIREまでにどれくらい必要か把握できる
- 目標を達成していく感じがしてやる気が出る
- サイドFIREやバリスタFIREに移行する判断がしやすい
支出がいくらくらいか把握できる
小さいFIREを達成するためには、まず目標となる支出がいくらくらいかを把握する必要があります。
普通の人なら支出くらい把握してるだろと思うかもしれませんが、普通の人は支出なんか把握していないんですよね…
なのでこれを機に支出を把握しましょう。
具体的なやり方は、家賃ならそのまま家賃を、通信費なら通信プランの価格を、公共料金なら支払い票や引き落とし額を、食費は支払いをコツコツ足して求めましょう。
まあ大きく生活が変わらない限り大体同じような金額だと思うので1か月くらいは頑張って数値を取ってみましょう。(本当は2~3か月くらい頑張った方が良い)
これで今の時点でどれくらいの支出があるのか?今後FIREしたときにどれくらいの支出が必要なのかの目安を把握できるようになります。
FIREまでにどれくらい必要か把握できる
例えば、家賃4万円、食費2.5万円、インフラ費1.5万円、税・保険・年金6500円が毎月FIRE後の生活費として必要だとしましょう。
この人が資産収入を現時点で毎月4万円分持っている場合、家賃FIREが達成できていることになります。
そして、残りの食費とインフラ費と税・保険・年金の4.65万円が残りの必要な金額となります。
わかりやすいですよね。
残りの金額を資産収入で賄えるようになればFIRE達成ですし、支出を抑えて必要金額を減らせばグッと目標まで近づくことも実感できます。
目標を達成していく感じがしてやる気が出る
大きな目標を持つことは大事ですが、目標が遠すぎてもやる気が出ません。
小さい成功体験を積み重ねていくことが大きな目標を達成するためには重要です。
小さいFIREは文字通りFIREという大きな目標を小さく分割したものなので、個別に見れば達成するのが比較的容易になります。
困難は分割せよ。なんて言葉もありますからね。
大きな目標は小さく分割して、小さい目標を達成していくことで成功体験をしつつ着実に目標に向かっていくのが良いでしょう。
サイドFIREやバリスタFIREに移行する判断がしやすい
例えば、家賃5万円の人が家賃FIRE以外はすべて達成できているとしましょう。
その場合あと5万円分の資産収入があればリーンFIREが、5万円分副業で稼げればサイドFIREが、5万円分アルバイトで稼げればバリスタFIREができるとなります。
まあ5万円くらいだとさすがに節約で落とすのは難しいですが、残りは通信費FIREだけとなっていたら節約で削ればなんとかリーンFIREできる。となったりします。
このように支出を把握していて、残りどれくらいでリーンFIREできるか?と会社を辞めた後に副業やアルバイトでいくらくらい稼げるか?など金額ベースで具体的に考えることができるのでいざとなった時のFIREの決断もしやすいと言えるでしょう。
最後のまとめ
今回は「【小さい目標】小さいFIREを達成していく」というタイトルで、5種類のFIREとそれとは別に僕が勝手に呼んでいる小さいFIREについて解説しました。
FIREには5種類のFIREがあります。
- ファットFRIE(資産だけで優雅に暮らせる)
- リーンFIRE(資産だけで質素に暮らせる)
- サイドFIRE(資産がそれなりにあり副業などでフルタイム労働をしないで暮らせる)
- バリスタFIRE(資産がそれなりにありアルバイトなどでフルタイム労働をしないで暮らせる)
- コーストFIRE(いつでもFIREできるがフルタイムで好きな仕事をして暮らす)
となっていて、人によってはサイドFIREとバリスタFIREをまとめて4種類としている場合もあるようです。
これとは別に僕が勝手に呼んでいるものとして小さいFIREがあります。
小さいFIREは家賃FIREや食費FIREなどで、生活費を細かく分割してそれを資産収入で賄えた場合に家賃FIRE達成や食費FIRE達成としています。
この考え方には4つのメリットがあります。
- 支出がいくらくらいか把握できる
- FIREまでにどれくらい必要か把握できる
- 目標を達成していく感じがしてやる気が出る
- サイドFIREやバリスタFIREに移行する判断がしやすい
ざっくり、支出を把握して目標までどれくらいかわかり、小さく分割した目標を着実に達成していくことでやる気も出てくるといった感じです。
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