コツコツ継続して大きなことを達成しよう
継続する習慣を身に付けたい時は
- ルーティーンを取り入れる
- めちゃくちゃ低いハードルを作る
この2つを実践してみましょう。
これらのことを意識しておくと継続力は段違いに良くなります。
ルーティーンを取り入れる
何かをやるときに毎回決まった行動をすることをルーティーンと言います。
ちょっと前に流行った五郎丸選手がやっていたポーズやイチロー選手の打席でのしぐさなどが有名なルーティーンですね。
時間やタイミングでルーティーンを作る。
毎日の生活の中に組み込むことで自然と作業に入ることができて毎日継続することができます。
- 家に帰ったらPCの電源を入れる。
- 10時になったら単語帳を持ってくる。
- 歯磨きしてるときはスクワットをする。
などですね。
メリットとしてはやるぞ!と気合を入れたりせずに最初のステップを完了することができて次の作業につなげやすい点です。
結局のところ作業を始めるのが一番難しいんです。
始まってしまえばそんなにすぐにはやり始めたことは止められません。
始めるのが難しいなら毎日の中できっかけ作りをしておきましょう。
自然ときっかけが来たら動けるようになっていますよ。
毎日の生活の中に組み込むことで習慣化した時に現状維持バイアスが働いて継続力がさらに高くなります。
デメリットとしては突然のイベントに対して弱いところです。
生活していれば当然毎日同じ時間に同じことをできない時もあります。
めちゃくちゃ体調が悪かったり、眠かったりしてそのまま作業をしてもはかどらないなとなることもあります。
どうしてもできないときは仕方がないので諦めるしかありません。
珍しいお休みだと思ってお休みを満喫しましょう。
ただし、甘えは禁物です。
あくまでも特別な措置だという認識を忘れないようにしましょう。
流れで導入できるようにする
行動の流れを決めておくことで複数のタスクを一回の導入でできるようになります。
- 腕立ての後には腹筋をする。
- パソコンをつけた後には楽天ウェブ検索を終わらせる。
- みたいな感じですね。
メリットとしては次にやることの判断をしなくて済む点です。
人間は1日に判断できる数には上限があるという話は有名です。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグなど一流の経営者には判断疲れを回避するために同じ服を何枚も持っていていつも同じ服を着ている人もいるのだとか。
要するに判断するというのはめちゃくちゃ疲れるんですね。
なので判断せずに次に移れるように最初から流れを決めておこうとなるわけです。
そうすれば判断の回数を最初の1回で終わらせることができますし途中の離脱も防げます。
毎回やることを決めておけばこちらも現状維持バイアスが働いて継続力がさらに高くなりますね。
めちゃくちゃ低いハードルを作る
一番大切なのは継続すること
もしかしたらあなたは目標は高ければ高い方がいいと思っていませんか?
高い目標は現実感が持てなくてすぐに挫折してしまうので最悪です。
英単語の勉強をしたいなら最初の目標は「英単語を10個覚える。」ではありません。
「英単語帳を開く。」が最初の目標です。
そんなの意味ないじゃんと思いましたか?
もちろん英単語帳を開いただけでは英単語なんかひとつも覚えられません。
でもこれならどんなに疲れていても目標をクリアできますね。
毎日単語帳を開いていたらさすがに毎日そのまま閉じる人は少ないでしょう。
1番大事なのは継続することです。
体調の良くない日や疲れていてどうしようもない日でもできるくらいの低いハードルであれば毎日継続できます。
流れに導入するためのハードルは低い方がいい
そもそもルーティーンを取り入れて流れで作業をすると決めている場合、最初の1ステップ目は何も考えていなくても達成できるくらい低いハードルにするべきです。
1.パソコンをつける。(大変さ小)
2.楽天ウェブ検索をする(大変さ中)
1.パソコンをつけて楽天ウェブ検索をする。(大変さ小+中)
めちゃくちゃ体調が悪くてもパソコンは簡単につけられますよね?
パソコンを付けたらちょっとめんどいけど楽天ウェブ検索くらいはできます。
でも体調が悪い時にパソコンをつけて楽天ウェブ検索をするのは結構めんどいです。
同じことを同じ手順でやってるのに結構面倒だと感じるのは1回の手順でそこそこ大きなことを最初からやろうとしているからです。
困難や大変さは分割しましょう。
そして一番簡単なことを最初の目標にしましょう。
結局のところ作業を始めるのが一番難しいんです。
始まってしまえばそんなにすぐにはやり始めたことは止められません。
高いハードルはどうせ達成できない
そもそも高いハードルはどうせ達成できないと思ってしまいがちです。
当然ですが、1日に100個以上英単語を覚える方が1日1個以上英単語を覚えるよりも早く英単語を覚えられるでしょう。
当然ですが、1日に100回以上腕立てをする方が1日1個以上腕立てをするよりも早くムキムキになれるでしょう。
でも継続するのは100倍難しいです。
明日早起きしなきゃいけないのに100個も英単語覚えなくちゃいけないのか…
こんなに疲れてるのに腕立て100回のノルマがまだ終わってないよ…
こんな感じになってまあ今日はいっかとなったらもうおしまいです。
人間は目標を一度達成できないと途端に継続できなくなってしまいます。
1日学校を休んでも何ともないですが、1週間学校を休むとめちゃくちゃ次に登校しづらいですよね。
どんな状態でも達成できるハードルの低い目標を立てた方がいいでしょう。
明日早起きしなきゃいけないから1個英単語覚えればいいか。
こんなに疲れてるから腕立て1回でノルマ終了!
と低いハードルならどんな状態でもノルマを達成できて継続できます。
成功体験を積み重ねることで自分に自信もつくでしょう。
もちろん体調がいい時や気分が乗った時は最低回数で終わらせずに行けるところまでとことん行ってしまってもいいかもしれませんね。
最後のまとめ
今回は継続する方法について書きました。
継続して作業をする習慣を身に付けたい時は
- ルーティーンを取り入れる
- めちゃくちゃ低いハードルを作る
この2つを実践してみましょう。
継続する方法は集中する方法と同じように早いうちから覚えておけば人生でかなり優位に立つことができます。
作業の成果は効率×時間です。
時間は継続力を上げることで増やすことができます。
1回1回の作業時間は確かに大事ですが、トータルの成果にはトータルの時間が重要です。
継続するコツは途切れさせないことです。
毎日コツコツやるための方法をしっかりと身に付けてトータルの時間を増やしましょう。
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