機械が仕事をするようになるとどうなるか
- 機械化によって今までの仕事がなくなる
- 一部の機械化できない専門職と仕事をしたい人だけが働く世界になる
- 収入はどれだけ機械を持っているかで決まる
- みんな暇になるのでやりたいことをやる世の中になる
だいたいこんな感じになると予想しています。
今の時代から何年後にこうなるかはわかりませんが、生きてるうちにはこうなってもおかしくないんじゃないかと思う程度で別にすぐにこうなるとは思ってないです。
ただし普通に考えれば歴史的に見ても生産性は明らかに向上し食糧難とか普通は起きないので(今起きてるけど)確実に起こりえる未来だとは思います。
メディアとか利権の影響で馬鹿どもから搾取するためにこんな感じの世界にならない可能性もありますが…
仕事は機械がするから働かなくていい
機械化によって確実に今まであった仕事がなくなったり人員が削減されたりしてきています。
- 質問対応オペレーター
- 無人レジ
- 掃除ロボット
- スマート農業
- 自動運転
こんな感じで明らかに機械が仕事を代わりにやってくれる時代になってきています。
昔は人がやっていたことでも今は機械を使って人員削減したりそもそも人手がかからなくなっていることが大量にあります。
例えばチャット形式で自動で問題解決してくれるチャットボットも珍しくなくなってきました。
宅配の再配達の申し込みもLINEやWEBで簡単に指定できるようになっています。
レジだって無人レジがたいていの店にできていてレジ打ちが仕事の人は減ってきているでしょう。
そもそもネット通販を使う人も多く店舗で買い物をするという習慣があまりない人も一定数います。
最近では掃除ロボットも各地で導入されていて自宅で使うルンバのようなものから駅やショッピングセンターで使われているような大型なものもあります。
農業だって昔は農具を使って大人数で手作業していましたが、今は当然機械を使っています。
スマート農業と呼ばれる機械を使った最新農業は調べてみると面白いかもしれませんよ。
そして個人的には早く実現してほしい自動運転です。
自動運転があれば当然タクシー運転手なんて職業はなくなりますね。
全部が無人タクシーになるのでそもそも車を所有せず好きなところに呼び出して好きなところで乗り捨てるみたいな世の中になるでしょう。
機械に仕事が奪われているのか?
機械は代わりにやっているだけ
このようにオペレーターやレジ打ちの人やタクシー運転手の仕事がなくなる未来は機械が仕事を奪っているのでしょうか?
僕は機械が仕事を奪っているとは全く思いません。
機械はあくまでも仕事を代わりにやっているだけです。
機械でもできるようなことをわざわざ人がやっていることがそもそも異常です。
やりたくもなくて機械にできることは機械にやらせましょう。
そして大事なことが、機械ができるってだけで人間がやっちゃダメなわけではないということです。
やりたければやればいいんじゃない?とは思っています。
機械でもできることを人間がやるという一定の需要はあるでしょう。
例えばオペレーターが人間のほうが細かく質問できたりこっちの伝えたいことをニュアンスでくみ取ってくれて良いという場面もあるでしょう。
レジ打ちの店員さんと話すのが楽しみな孤独な人もいるでしょう。(僕はそんなの迷惑な奴だと思いますが)
オススメのお店を教えてくれたり観光案内をしてくれるタクシー運転手がいたら自動運転よりも人気が出るかもしれません。
- 丁寧さを求める
- 人とのつながりを求める
- 機械をそもそも信頼できない
こんな人相手の商売としては成立するんじゃないかなーと思います。
ただしこんな感じの人って基本的にめんどくさくてクレーマー気質なので僕は関わりたくないですね。
機械にできるなら機械のほうがいい
機械に働かせると様々なメリットがあります。
- 休まず働く
- 理不尽にクレームをもらわない
- 人件費よりは安い
- 突然いなくならない
- 変わりはいくらでもいる
人間は1日24時間働かせられません。法律的にも肉体的にも1日24時間なんて無理で1日8時間まで、それに加えて月45時間、年360時間までの残業しか基本的には認められません。
人間相手にも守ってない企業も結構あるような気が…
理不尽なクレームも基本的にはありません。
機械化の最たる例が自動販売機ですが、自販機は炭酸飲料をそれなりにぞんざいに扱っていて、購入してもらった商品を下に落としてわざわざ客に拾わせていますがそれに対してクレームを言う人は一人もいません。
機械相手だと怒ってもしょうがないからクレームを言う人は減るでしょう。
代わりにどこかで爆発するかもしれませんが…
初期費用、電気代、メンテナンス費用が掛かりますが基本的には導入してしまえば人件費よりもかなり安く稼働させることができます。
そもそも人件費は給料だけでなく税金や社会保険なんかの会社負担分もあるので実際は給料の見た目よりもかなり高くついてしまうんですね。
そして突然いなくなることもありません。
社内ノウハウを貯めこんだけれどもマニュアルにはアウトプットしていないみたいな人がいなくなったら大惨事ですがこんなことは起きません。(人だと割と頻繁に発生します)
突然いなくなる人がいると前提のスケジュールが完全に崩壊しその分ほかの人にしわ寄せが行ったりする地獄になります。(人だと割と頻繁に発生します)
機械は自分の意志でどっかに行ったり不祥事を起こして解雇されたり病気やけがで働けなくなることもありません。
そして変わりはいくらでもいます。
突然いなくならなくても突然壊れることはあるかもしれません。
ただし機械なので修理すれば元の通りに動作を再開しますし、新しく同じ機械を買ってくれば同じように動いてくれます。
壊れたときには新しいバージョンのものを買えば仕事効率がさらに上がるなんてことも普通にありますしね。
新しい仕事っている?
新しい仕事は例えば
- YouTuber
- eスポーツプレイヤー
- インフルエンサー
- フードデリバリースタッフ
など比較的最近できた仕事ですね。
フードデリバリースタッフ(Uber Eats配達員など)だけ系統が違う感じもしますが他は大体エンタメとかですね。
YouTuberも料理方法など専門家の役に立つ情報などエンタメ系以外もあるので何とも言えませんが…
僕はこの辺の仕事に疎くて正直よくわかっていないのであまり言及できませんが、別になくてよくね?という印象です。
当然あって悪いってことはないけど別になくても問題ないんじゃないかな?と思っています。
要するになくても問題ないものが仕事になるくらいにはもうやるべき仕事がないというのが正しい認識な気がします。
豊かな国特有のエンドコンテンツみたいなノリですかね。
新しい仕事に限らずエンタメ系はあると人生が豊かになる系の仕事で要するになくても生きていくだけならなくてもなんも問題ない仕事です。
僕もエンタメ系で働く人間なのであれですが、正直別に僕がやってる仕事は別になくても社会は全く影響を受けないものです。
しかも今の時点で少なくとも日本はエンタメであふれかえりまくりです。
ソシャゲもわけがわからないほど数があるしYoutuberだってもうあふれかえりまくりです。
もうあふれてる状況でさらに増やす必要があるんですかね?
新しい仕事が増えている理由は明白で金のためにわざわざ仕事を作っています。
今のところ金がないと生きていけませんからね。
機械が仕事をするようになった世界
あくまでも僕のイメージする未来の話です。
主に収入面では大きく分けて2つのパターンになるんじゃないかなと思います。
今の社会の仕組みを普通に考えれば1番目のほうになる可能性が高いとは思います。
とは言え2番目に紹介する方ももしかしたらこうなるかな?的な可能性は全然あるのでどちらも紹介しておきます。
もちろんこの2つの良いとこ取りをするのが一番いいし現実的かもしれませんがね。
どちらのパターンにも共通で言えるところは、機械が働くのが普通になった世界では仕事は機械が行っているので労働で賃金をもらうシステムがなくなるというところです。
そしてみんなが暇になるのでやりたいことをやる世の中になるというところです。
収入パターン1 どれだけ機械を持っているかで決まる
所有してる機械の成果に応じて利益が分配される。
資本主義らしく資本(機械)の成果に応じた報酬が分配されます。
全員が投資家となりFIRE済みの世界のイメージです。
もちろんそれでも仕事がしたい人は自分で何か仕事をしたりしてもいいでしょう。
デメリットとしては貧富の差が拡大しやすいことです。
機械を所有していなければ当然報酬はもらえないので貧乏人にはつらい世の中になるかもしれません。
とは言え税制や法律でその辺はうまく調整できるでしょう。
今の超過累進課税は労働時間、労働自体の大変さ、リスクの大きさなどを全く考慮していないクソバカシステムなので問題だらけですが、機械が働くだけでそもそも自分が労働していないのであれば多少税を多くとられても今よりは許せるでしょう。
※超過累進課税は例えば1日12時間労働で月収50万の人のほうが1日1時間労働で月収20万の人よりも税金を多く払う頭のおかしい制度です。
収入パターン2 収入は生活をするためには必要ない
国が生活に必要なものをすべて生産して配給する。
社会主義らしく国が必要なものを生産し配給されます。
全員がベーシックインカムを手に入れている世界のイメージです。
もちろん配給で満足できない人は自分で仕事をしてお金を手に入れてもいいでしょう。
デメリットとしては国に頼りっきりなところです。
国が間違った判断をしたり、おかしくなった時に生活はもろく崩れ去ります。
気象を読み間違えて飢饉が起きるかもしれないし、独裁者が出てきて配給のシステムが正常に機能しない場合生活が成り立たなくなります。
その辺の管理すら機械に任せることになればなんとかなるかもしれませんが、社会主義で成功できた事例が今のところないためこの未来は不透明ですね。
みんなが暇なのでやりたいことをやる
これらの世界ではみんなが仕事をする必要がなくなるのでやりたいことをやる世の中になるでしょう。
- 仕事を続ける
- 学問を学ぶ
- 娯楽に興じる
仕事ほど楽しいものはないという人も一定数は居るみたいなんで機械がやっていても仕事はある程度残り続けるでしょう。
その場合仕事と遊びの境界線がなくなって、嫌ならやめる、仕事を一緒にやる相手は自由に選べるみたいなことができる最高の環境になるかもしれません。
とは言え僕はこの状況になったとしてもたぶん仕事はしないと思いますが…
学問だって暇ならもっと学ぶ人が増えるでしょう。
ほとんどの人が勉強嫌いだとは思いますが、そもそも昔は学問は暇人の娯楽でした。
和歌なんてその名の通り歌ですし算術も今でいうクイズみたいなノリで遊ばれていたものです。(難易度鬼ですが…)
戦国○○みたいなやつだって学校で勉強するときには興味がなくてもアニメやゲームではまってからだと言われてもいないのに調べたりしてますよね?
このように学問本来の楽しさを味わうために暇になれば学問を学ぶ人も増えるでしょう。
経済的な問題から学者の道を閉ざされてしまった人(容疑者Xの献身の石神みたいな)が新たな発見をして飛躍的に学問を進歩させることもあるかもしれません。
僕も本当にものすごく時間ができたら勉強をしっかりやり直したいです。
学があれば見える世の中ももっと変わるでしょうしね。
そして暇でなくとも娯楽をやっている人が多いので、当然暇になれば娯楽はもっと盛んになるでしょう。
余暇時間が増えるということは当然娯楽に充てられる時間が増えるということなので、その分練習したり経験を積んだりしてプレイヤースキルが向上します。
プロもアマチュアも練習時間を平等に確保できるようになるので全体がレベルアップするし学問同様経済的な面でプロを断念せざるを得なかった人もプロになれるかもしれません。
とにもかくにも金を稼ぐ以外でやりたいことを選択できるようになるので、文化や学問は埋もれていた才能が埋もれずに済むし消費者は増えるしで相乗効果によりさらに発展するのではないかと思います。
最後のまとめ
これからは機械が仕事をする時代になります。という予言について書いてきました。
まあ予言なんて書いてますけどいつか必ず機械が仕事をするようになるでしょう。
それが10年後か100年後か1000年後かはわかりませんが。
未来は無限なので可能性が0でないものであれば必ず起こります。
とは言えそんな屁理屈みたいな主張じゃなくて普通に生きてるうちに起こりえることのつもりで書きました。
現在の時点で
- 質問対応オペレーター
- 無人レジ
- 掃除ロボット
- スマート農業
- 自動運転
など機械化によって確実に今まであった仕事がなくなったり人員が削減されたりしてきています。
機械に仕事を奪われるなんて言ってる人もいますが、機械は人間がやらなくてもいいような仕事を代わりにやってくれているだけで別に仕事を奪っているわけではありません。
機械が文句も言わずにやってくれる仕事なら機械に任せておきましょう。
また、機械が代わりに仕事をしてくれる分野ができたので新しい仕事も生まれてきています。
正直エンタメ系自体あると生活が豊かになるけど生きていくには特に必要のない仕事です。
別にあってもいいですが無理やり金を稼ぐために仕事を作り出すのはどうなのかな?と個人的には思います。
機械が仕事をするようになった世界での収入の仕組みに関しては僕なりに2パターンの予測を立てています。
1つ目が所有してる機械の成果に応じて利益が分配される。という資本主義ベースのパターン。
2つ目が国が生活に必要なものをすべて生産して配給する。という社会主義ベースのパターン。
どちらにもデメリットがありますが現在の日本というか世界が資本主義ベースの形になっているので1つ目のパターンになるんじゃないかと思います。
2つの良いところを取れたらそれがベストだとは思いますがね。
どちらのパターンにせよ基本的には労働から解放され自由な時間を大量に確保できている。という未来になると思います。
その場合起こりえそうなこととして
- 仕事を続ける
- 学問を学ぶ
- 娯楽に興じる
を上げました。
金を稼ぐ以外でやりたいことを選択できるようになるので文化や学問は埋もれていた才能が埋もれずに済むし消費者は増えるしで相乗効果によりさらに発展するのではないかと思います。
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