運が悪いと最悪死ぬ
めちゃくちゃ怖い話から入りますが、一人暮らしはめちゃくちゃ低確率とはいえ気を付けておかないと最悪の場合「死」が待っていることがいくつかあります。
そういうことがあるんだなあと認識だけでもいいので頭に入れておくことで命が助かるかもしれないので、さっとでも目を通しておいてください。
最悪死ぬイベントと対処方法
閉じ込められる
一人暮らしで一番絶望的なことはトイレなどの小さな部屋に閉じ込められることでしょう。
家族と暮らしていればだれかを呼べば来て助けてくれるかもしれませんし、スマホを持ち込んでいれば救急に助けを求めることもできるかもしれません。
しかし、一人暮らしで何かの拍子に閉じ込められてスマホがなかった場合、発見してくれる人もいないので脱出することは非常に困難です。
もちろんトイレットペーパーの芯、ハンガー、テレホンカードなど様々な道具を駆使して脱出できると紹介している記事などはありますが、それらも事前に調べていないと思いつくか怪しいですし、そもそも道具があったとてうまく使って脱出できるかは別の話です。(僕は自宅で1分くらいトイレットペーパーの芯を使って試したがうまくいかなかった)
トイレ以外にも風呂場に閉じ込められるなんてこともあるみたいで、その場合はスマホがないことも普通ですし、体温を調整することが非常に困難でトイレ以上に危険かもしれません。(全裸だし)
カギ付きでなかったとしてもドアノブの故障や荷物の倒壊などで閉じ込められることはあるので、そのあたりに気を付けるべきでしょう。
というわけで対処法はこんな感じです。
- カギをかけない
- 扉は閉めない
- 扉付近に物を置かない
- 中にはハンガーや使い終わったカードを置いておく
- スマホは持ち込む
そもそもの話、一人暮らしであれば家の中でカギをかける必要は皆無です。
もちろん家と外部を仕切るための戸締まりはするべきですが、一人暮らしにおいて家の中でトイレのカギが開けっ放しで困ることってありますかね?
もっと言うとそもそも扉って閉める必要あります?
答えはNOです。
万が一とはいえ閉じ込められたら死ぬかもしれないトラップをわざわざ自分からかかりやすい状態にする必要はありません。
同じ理由で扉の近くに倒れてつっかえ棒になってしまいそうなものを置くのもNGです。
ハンチョウでこんな話もありましたしね…
とはいえ、何かの拍子に運悪く閉じ込められてしまう可能性も捨てられないため、トイレや風呂場にはハンガーやカードといった脱出に使えるかもしれないアイテムを事前置いておくのは有効でしょう。
アイテムを置く際には自分が閉じ込められた時にちゃんと使って脱出できるか検証しておくことをオススメします。(うまくいかないなら最悪破壊できるようにハンマーを置いてもいい)
最終的には外部と連絡さえ取れれば、救急の人が助けてくれるのでスマホを必ず持ち込むのは徹底しましょう。
どうせトイレや風呂でいじるもんですしね。
火災・一酸化炭素中毒
これからの時期、暖房器具で火を使ったりしますし、そもそも調理で火を使うことが多いと思います。
火災は家で起きる可能性がある事件の中でもかなりポピュラーですが、基本的には気を付けていることで防げる可能性が高くなります。
令和三年の消防白書でも火災の原因はたばこやこんろなど家庭で起きやすいものが上位に入っています。
複数人で暮らしていればチェック回数が増えるので、寝たばこはもちろん、暖房器具に干してた服が落ちてしまったとか、火にかけておいたやかんを忘れて寝てしまったなんてことを発見して火災を未然に防いでくれるかもしれません。(やかんは僕の父の実話)
また、寝ている時に火を使う暖房器具を使っているとか、料理で煮込み料理とか鍋を作っていて火から目を離している時に運悪く火が消えたりして、不完全燃焼が発生すると一酸化炭素中毒になって突然「死」に至る可能性もあります。
基本的にガスには臭いがつけられているため、ガス漏れや不完全燃焼には気付きやすいようになっていますが、運悪く一酸化炭素を勢いよく吸ってしまったり、寝ている間に動けない状態になるまで吸ってしまう可能性は十分にあります。
というわけで対処法はこんな感じです。
- 火を使うときは換気して目を離さない
- ガスを使わないときは元栓を占めておく
- たばこを吸わない
- 暖房器具は火を使わない
火を使っている状態で何か不測の事態が起きてしまったときに換気を行っていない場合、不完全燃焼による一酸化炭素中毒などで身動きが取れずにそのまま死を迎える可能性があります。
換気をしていれば酸素が外部から手に入るので一酸化炭素が発生する可能性が低くなります。
信ぴょう性があるかはわかりませんが、一酸化炭素中毒は動けなくなるだけで意識ははっきりとしているため非常に苦しいのだとか…
また、ガスの元栓を閉めておくことでガス漏れの可能性を引き下げるのもやっておくべきでしょう。
ガスを吸い込んで一酸化炭素中毒になることはほぼないと思いますが、そもそもガス漏れ自体が危険ですからね。
たばこや暖房器具で火を使わないのも大事です。
火事の原因はたばこが1位でストーブもなかなか多めになっています。
電気機器が上位にいたり配線器具が原因の火事もあるとはいえ、ストーブ単体でこれだけの数があるのであれば代替しておいたほうが無難でしょう。
昨今の電気料金の価格で考えると冬場の電気代もつらいものがありますが、そもそも燃料費もめちゃくちゃ高いので安全性的にましなほうを選ぶべきですね。
というか一人暮らしであれば、家にいるときは布団にくるまっていたりすればいいだけの話なので暖房器具は電気毛布とかホットカーペットでいいと思います。(雪国は知らんけど)
命にはかかわらないが面倒なイベントと対処方法
アポなし訪問
以前同じようなことを書きましたが、アポなし訪問に関しては全部居留守をするべきです。
基本は上記記事を読んでほしいんですが、ざっくり説明するとこんな感じです。
宅配以外は出る価値なしで、それ以外の来訪はフードデリバリーは置き配すればよい。NHK、押し売り、宗教は出るだけで時間も金も無駄になるかもしれないゴミイベント。
インターフォンに対応することで生活リズムやどんな人物が住んでいるかなどが知られて、空き巣や強盗の被害にあう可能性が高くなる。
そもそも対応することにメリットが全くないのに対応するのは時間の無駄。
以前書いた記事では触れていませんが、他にも工事のあいさつとか○○の点検とかのおっさんが来ることもあるらしいです。
工事のあいさつは対応するだけ無駄なのはもちろん、点検のおっさんは事前に告知を出していない場合犯罪者の可能性が非常に高いので絶対に出ないようにしましょう。
なんにせよ今のご時世インターフォンでしか連絡を取れないような他人は大体自分の人生に登場しなくていい不審者なのでかかわらないに越したことはありません。
戸締まり・○○しっぱなし
家の中の扉に関しては閉じる理由は皆無ですが、家の外につながる箇所に関してはしっかりと戸締まりをする必要があります。
家とは自分を外部から守ってくれるシェルターであり、閉ざしているにもかかわらず侵入してこようとするものは100%自分にとって必要のないゴミです。(不審者とか害虫とか)
また、そもそも自分が外出しているタイミングでは家に誰もいないわけですから、カギのかけ忘れをしていたりすると自分が帰ってくるまで気付くこともできなければ代わりにカギをかけてくれる人もいません。
戸締まり以外にも火つけっぱなし、電気つけっぱなし、水流しっぱなし、冷蔵庫開けっ放しなど○○しっぱなし状態も誰かが気付いて何とかしてくれることはありません。
電気は電気代もったいないなあくらいで済むかもしれませんが、水や火を使ったままにしておくと料金がもったいないのはもちろん浸水や火事などそれなりに大事になる可能性もあります。
冷蔵庫半開きなんかは食材が悲しいことになるのでダメージは結構でかいです。
というわけで対処法はこんな感じです。
- 換気は小さい窓や格子付きの窓で行う
- 大きな窓は自分の目の届くところを開ける
- 不審な気配を感じたら戸締まりをする
- カギをかけた時とかけてない時は別の場所で管理する
- 指差呼称する
- 不安になったら確認する
換気をする際は格子付きの窓や人間が通れないような小さな窓などを優先的に使って行いまいましょう。
網戸を使うことで害虫が入ってくることも多少は防げるので網戸の使用もマストです。
ちなみに網戸には正しい向きがあり、隙間を作ってしまうと間から害虫が侵入してくるので全開にしない場合は向きも注意しましょう。
また、小さな窓や格子付きの窓がない場所を換気する時は自分の目に届くところだけを開けましょう。
また、換気中であっても1件1件セールスをしているゴミなどの気配を感じたら一時的に戸締まりをしておくことも大事です。
カギのかけ忘れに関しては外出時にカギをかけ忘れていないか判断できるようにカギの保管場所を分けるのが効果的です。
具体的には、外出で外からカギをかけた後は財布の中にカギをしまう。帰宅してカギを開けた場合は財布ではなく小物入れにカギをしまう。のような感じですね。
これで家を出た後に鍵を閉めたか不安になった場合、カギがどこで保管されているかを確認することでカギがかかっているかを確認することができます。(家を出たばっかりなら閉めに戻れる)
何かを行う際には指差呼称を行うことも非常に有効です。
指差呼称を簡単に言うと指差し確認+発声です。要するに「カギ閉めた」とか「火消した」とか指さして言うわけですね。
行動+発声を行うことで記憶にも留まりやすくなるのでオススメです。
最終的には不安になったものは確認をするしかありません。
電気消したかな?とか水出しっぱなしじゃね?とか思ったら確認できるならして、できないならあきらめましょう。
最後のまとめ
今回は「【知らないと危険】一人暮らしで気を付けるべきこと」というタイトルで一人暮らしの危険なイベントや面倒事とその対策について解説しました。
命にかかわるイベントは閉じ込めと火事です。
家の中ではカギをかけないことはもちろん、扉は基本的に閉めないようにしましょう。最悪の場合に備えて中から自力で脱出できるアイテムを置いておくことや助けを呼べるようにスマホを持ち込むことも大事です。
火事は一酸化炭素中毒の回避策として、火を使う時には換気を常に行うことやガスの元栓を閉めてガス漏れを防ぐなどが考えられます。暖房器具で火を使わないことでも火災リスクを減らすことができるでしょう。
命にかかわらないイベントはアポなし訪問と戸締まり・○○しっぱなしです。
アポなし訪問は以前書いた記事があるので詳しくはそっちを見てほしいですが、とりあえず覚えておいてほしいことはこれだけで絶対に出てはいけません。
戸締まりに関しては、換気は人が侵入できないような窓か自分の目の届く範囲で行う。不審者が近くにいる場合は戸締りをする。といった対処をしましょう。カギの保管場所を工夫することでカギをかけたかどうか外出後にチェックすることもできるようになります。
電気のつけっぱなしや水の出しっぱなしなどが起こらないように指差呼称をすることでやり忘れを防止できます。
結局のところ確認を行えるのは自分しかいないので、少し手間でも確認しに行くようにしましょう。
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