金持ちになるには金持ちになるのが一番です
金持ちになるには金持ちになる必要があります。
はじまってからもうすでにたくさん進次郎構文を書きましたがもう少し付き合ってください。
まあこんなクソみたいな言葉を連呼しててもしょうがないのでもっと詳しく書きますが、金持ちが金持ちで居続けられるのには理由があるので、それを理解して金持ちになりましょうというのが今回の話です。
金持ちが金持ちで居続ける理由はざっくり2つあります。
それは、優秀だから、良い教育を受けたから、良い生活をしているからでもありません。
金を持っているから支出よりも収入のほうが大きく資産は減らないし、金を持っているから「r>g」の恩恵を受けられて働くよりも効率よく金を稼ぐことができます。
要するに金持ちになるということにおいては、すでに金を持っているということがどんな才能よりも優秀な才能なんですね。
金持ちと言う才能
「親が金持ち」は才能です。
いやいや違うだろと思った人もいるかもしれませんが、コトバンクから引用した才能とはこんな意味です。
物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。「音楽の才能に恵まれる」「才能を伸ばす」「豊かな才能がある」「才能教育」
才能(サイノウ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)
生まれるときから備えられてる「金持ちになるための力」は才能以外の何物でもないんですね。
まあ普通に考えればわかるでしょうけど、顔が良いとか背が高いとかと同じようなくくりの物なんですね。
ただ、最初に持っていないからと言って、その才能が開花しないかと言うとそういうわけでもありません。
親が金持ちじゃなくても金持ちになる才能は開花するでしょうし、逆に親が金持ちでも金持ちになる才能がなくなって(貧乏になる才能が開花して)貧乏人になるかもしれません。
とは言え、金持ちはよっぽどの事があったり、よっぽどのバカでない限りは金持ちのまま悠々自適に暮らしていくことができます。
金持ちが金持ちで居続ける理由
最初のところでも書きましたが、金持ちが金持ちで居続ける理由はざっくり2つあります。
- 支出よりも収入のほうが大きい
- 働くよりも効率よく金を稼ぐ
この2つができている限りそもそもお金を減らすことができないんですね。
生活費よりも収入のほうが大きい
当然ですが、貯蓄は収入ー支出になっています。
なので、支出が収入を超えない限り貯蓄はマイナスにならないんですね。
金持ちっていうのは持っている貯蓄を運用して年間で3%とかの利子配当収入をもらっていたりします。
この前GPIFの記事を書いたときにこんな画像を使って利子配当収入が年間3兆円もあるから年金運用はこのままやっていけばいいという話をしました。
詳しいことは上の記事を読んでもらうとして、現在のGPIFはざっくり190兆円の資産を運用して、毎年3兆円の利子配当収入を受け取ることになっています。
要するにGPIFと同じように190兆円の資産を運用している金持ちがいるとしたら毎年3兆円使わないと利子配当所得を使い切れないんですね。
もちろん運用している以上利子配当所得以上にマイナスになることもありますが、なんにもしていなくても3兆円入ってくるならたいていの場合資産は増えていきます。
190兆円なんか持ってるわけねーだろと思った人もいるかもしれませんが、190億円でも3億円、1.9億円でも300万円です。
つまり1.9億円持っていれば、何もしなくても300万円もらえるとなります。
これくらいならできそうな気がしませんか?
しかもGPIFは年金積立金の運用と言うリスクの取りにくい、大規模すぎるため小型の株などには手を出せない、株主優待などはもらえない(実際はもらって換金しているらしい)という制約付きです。
小規模な個人投資家であればもっとリスクを取って利益を追求できるでしょう。
ただ生きているだけで利子や配当で生活費を補填できるほどお金がもらえるのだからお金が減る理由なんかないんですね。
働くよりも効率よく金を稼ぐ
投資と労働ではどちらの方が効率よくお金を稼げるか?
これは人によると言えばそうなんですが、厳密には資金が少ないのであれば働いた方が効率が良く、資金が多いほど投資の方が効率が良くなります。
まあ別に投資と労働はどちらか一方しかできないものではないので、やれるならどっちもやればいいんですけどね。
当然ですが、投資は運用資産の金額によって得られる金額が変わってきます。
株式投資の利回りは年平均4%ぐらいなので1億円持っていて400万円くらいのリターンになります。
一方労働のリターンは年収の中央値が400万となっていて、これはその人の人的資本によるもので多少の増減はしますが、たいていの場合大した違いは生まれません。
投資の場合、1億円株を持っている人が2億円株を持っている人になれば800万円と2倍のリターンが期待できますが、労働の場合、年収400万の人が2倍仕事がこなせるようになったところで年収800万と2倍の年収になることは稀でしょう。
要するに投資は金を持っている分だけそのままの効率で増えるのに対して、労働は持っている能力に応じて収入がそのまま増えるということはあまりないので、額が大きくなるほど効率が悪くなってしまいます。
また、ピケティが提唱した「r>g」と言う単純明快な不等式も投資の方が労働よりも効率が良いことを示しています。
「r>g」のrは資本収益率、gは経済成長率を表しています。
つまりこれは資本収益率のほうが経済成長率よりも大きいという式になります。
これをざっくり説明すると投資とかで得られる割合のほうが労働とかで得られる割合よりも大きいと言うことになります。
ピケティのデータ分析によると資本収益率rは年5%程度なのに対し経済成長率gは1~2%程度しかないのだとか。
実際に考えてみても株式投資のリターンは4%程度で考えればいいとなっているのに対して会社の昇給とかは1年で4%も上がったりしませんからその通りですよね。
とは言えこれはあくまでも割合(%)の話です。
投資金額が10万円なら5%のリターンでも5000円にしかなりませんが、年収はたいていの場合新卒初任給でも300万くらいあるので1%の成長率でも3万円くらいになります。
もとになる数字が小さいと効果は小さくなるので、初期値がある程度の金額の労働は最初の効率が良く、金額が大きくなるにつれて投資の方が良くなるのが理解できますね。
この現実から僕らができること
このように基本的によほどおかしなことをしなければ自然と金が増えていくため、金持ちは未来永劫金持ちのままでいられます。
じゃあどうすればいいか?を考えないとお金持ちうらやましいな~🤤で思考停止するバカなのでどうすればいいかを考えます。
と言っても結論はシンプルで、小規模でいいからマネをしていくというだけですね。
支出よりも収入のほうが大きいを書いていたところでは193兆円で3兆円の利子配当所得をもらうGPIFの話をしましたが、1億分の1にスケールダウンして考えて193万円投資して3万円もらうにしても結局収入が増えるのでやった方が良いことは分かりますね。
毎年3万円の収入があるんですから通信費くらいは賄えるでしょう。
それに個人の場合はGPIFと違ってもっとリスクを取って運用していいので、普通に年平均4%くらいのリターンを求められるでしょう。
また、働くよりも効率よく金を稼ぐでも同じことで、規模が小さくても投資の効率が良いことがわかっているなら投資をしない理由はありません。
よほど自分に自信があるし今後も働き続けたいと思っているみたいな気の狂った人でない限り、自己投資をするくらいなら普通に株式などの資産運用に投資をした方が良いことは明らかです。
全部が全部そうではないですが、成功パターンを小さな規模でもマネしてみるのはたいていの場合そのまま正解になるので、まずは小さな規模でいいので金持ちのマネをしてみましょう。
最後のまとめ
今回は「【楽勝人生】金持ちになると金持ちになる理由」と言うタイトルで金持ちになるには金持ちになるのが一番効率が良いという身もふたもない話をしました。
金持ちと言うのは一種の才能であり、金持ちが金持ちで居続けるのには理由があります。
その理由は
- 支出よりも収入のほうが大きい
- 働くよりも効率よく金を稼ぐ
であり、この2つの理由から金持ちは生きているだけで金が勝手に増えてしまうので、ずっと金持ちで居続けられるんですね。
金持ちっていうのは持っている貯蓄を運用して年間で3%とかの利子配当収入をもらっていたりします。
ピケティが提唱した「r>g」と言う単純明快な資本収益率のほうが経済成長率よりも大きいことを表した不等式も投資の方が労働よりも効率が良いことを示しています。
これらの事から僕たちのような金持ちではない人ができることを考えると、同じように資産を運用しようということになります。
結局小さなことからコツコツとやっていくしかないんですね。
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