時は金なり
相変わらずWikipediaからの引用ですが、「時は金なり」は18世紀のアメリカで生まれた格言です。
時は金なりを肝に銘じなさい。労働によって1日に10シリングを稼ぐことができる人が、その日の半分を戸外に出たり無為に過ごしたりする場合、遊興や怠惰の間に6ペンスを支払ったとしても、実際にはそれだけではなく他に5シリングを使っているか捨てている。
時は金なり – Wikipedia
ちゃんと解説すると、1日1万円稼げる人が半日無駄に過ごした場合、遊びで2000円使っていただけだとしても半日分の労働で得られる5000円も捨てている。って感じです。(金額は適当)
つまり、本来得られるはずだった金額のことをちゃんと考えて行動しろというのがこの言葉の意味になります。
これは、「時間は金と同じくらい重要だから時間を大切にしろ」とは意味が異なります。
間違えてた人も多いんじゃないですかね?
金は時なり
上で「時は金なり」は本来得られるはずだった金額のことをちゃんと考えて行動しろという意味だと解説しました。
じゃあ「時」と「金」を入れ替えたらどうなるでしょうか。
「金は時なり」は本来使えるはずだった時間のことをちゃんと考えて金を使えとなります。
どちらかというとこちらの方が世間一般的な「時は金なり」らしくないですか?
具体的にどんなことかというと、
- 時短家電を買って無給の時間を減らす
- 家事代行を頼む
- 外食やフードデリバリーを使って炊事時間を減らす
- 指定席を取って電車内でも仕事をする
- 移動はタクシーでする
みたいな感じですね。
まあ別にそこまでする必要があるのかとか健康とかは置いておいて、そうしたほうが実は稼げるみたいなことがあるって話ですね。
FIREは金は時なりの最終形態
金は時なりの最終形態がFIREです。
人生の残りの時間を全部好きにできるだけの金(未来の配当収入などを含めて)を用意できた場合に本来得られるはずだった収入(労働収入)を放棄した時しかFIREはできません。
金で時間を買った状態の究極系ですよね。
なのでFIREを目指す人は最終的にこの状態がゴールだと認識して、そうなるように生活をしていく必要があります。
具体的には、残りの人生に必要な金額を把握して、それが用意できるように準備していくってことですね。
FIREするのにいくら必要なのか?は人によって違いますが、残りの人生に必要な金額が少ないほど、用意できる金額が大きいほど早くFIREできるので、結局支出を減らし収入を増やすをやることになります。
ゴールをちゃんと認識して、小さなことからコツコツやっていきたいものですね。
最後のまとめ
今回は「【金=時】時は金なり、金は時なり」というタイトルで「時は金なり」の本来の意味、時と金を入れ替えた「金は時なり」とFIREについて解説しました。
なんか思ってたよりもめちゃくちゃ短くなったんですがこんなもんもたまにはいいでしょう。
「時は金なり」は18世紀のアメリカで生まれた格言で本来得られるはずだった金額のことをちゃんと考えて行動しろといった意味の言葉です。
昨今は「時間は金と同じくらい重要だから時間を大切にしろ」みたいな意味で使われていますが間違わないようにしましょう。
昨今の使い方に合わせるのであれば、「金は時なり」と言った方が正しく、本来使えるはずだった時間のことをちゃんと考えて金を使えとなります。
時短家電を買ったり、家事代行やフードデリバリーを頼むのなんかまさに金は時なりを実践している例ですね。
「金は時なり」の最終系がFIREです。
人生の残りの時間を全部好きにできるだけの金(未来の配当収入などを含めて)を用意できた場合に本来得られるはずだった収入(労働収入)を放棄した時しかFIREはできません。
FIREを目指す人はゴールをちゃんと認識して、小さなことからコツコツやっていきたいものですね。
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