小学生がなりたい職業1位はYouTuber?
なんかたまにTwitterとかで流れてきますが、小学生のなりたい職業ランキングでYouTuberが上位に入ってきているそうです。
まあいろんなところでアンケートを取っていて、その結果上位に入るどころか1位を取ったりもするみたいですね。
進研ゼミ小学講座が実施したアンケートでは2020年~2022年の3年連続でYouTuberがトップなのだとか。
そんなわけで、今回はこの調査をもとに小学生がなりたい職業について調べていくのと、そもそもなりたい職業って何だよってことを話していきます。
まあ夢を壊すような気もしますが…
ちなみに僕の子供のころの夢は、小学校低学年が電車の運転手、高学年が野球選手、中学では公務員、高校ではアニメやゲーム関係となっていました。(まあ本当になろうとしたことなんかないのかもしれませんが…)
小学生がなりたい職業ランキング
進研ゼミ小学講座の実施したアンケートはこちら
男女に差はあれど、上位はそれなりに似通っているものが多いですね。
まあ総合ランキングをサクサク見ていきましょう。
なお理由は見れないのでよくわかりませんので、これ以降は僕の偏見に満ち溢れています。
ユーチューバー
数年前まではまともな職業ではないみたいな風潮でしたが、最近だと立派な職業のひとつになっています。
僕は少なくとも今の時点では手を出していないのでよくわかりませんが、職業としては当然ありだと思います。
というか普通にユーチューバーってすごいと思う。
ただし正直これで生活していくとなると求められるスペックが高すぎてかなりきついんじゃないかという感じがします。
どんなユーチューバーを想定しているのかはよくわかりませんが、いわゆるユーチューバーみたいなものをやるとなると、撮影、編集は当然できるものとして、面白い発想とそれを準備できるだけの資金と営業力が必要でしょう。
それに加えて、最初は個人でスタートしていくと思うので、フリーランスとしての事務能力も必要になります。(帳簿作って確定申告とか)
そこまでハイスペックなら他の事でもっと成功できるんじゃね?とも思うので目指すなら相当な覚悟を持って頑張れ!って感じですかね。
とりあえず子供がユーチューバーになりたいとか言い出したら、簿記とか勉強させた方が良いと思います。
あとは、トップユーチューバーだけでなく中堅から下位のユーチューバーの収益がどんなものかも教えてあげた方がよさそうですね。
漫画家・イラストレーター・アニメーター
女子のランキング1位なので女子からの人気が高いんでしょうが、正直かなりオススメできない職業ですねこいつは…
漫画家はYouTuberみたいなもんでピンからキリまでありますが、イラストレーターとアニメーターは小学生が働き始めることにはかなり厳しい状況になっているでしょう。
まず漫画家ですが、普通の人は当然すぐに漫画家になるわけではなく、アシスタントとして働きつつ自分の漫画を描いたりすることになると思います。
そのアシスタント時代の収入は1日1万円程度で年収で240万円ほどだとか。(アミューズメントメディア総合学院のサイトなので高すぎることはあっても安すぎることはないはず)
ついでに下の方にイラストレーター400万程度とアニメーター500万円程度と年収も書いてありますが、そこのさらに下の部分に書いてある部分の方が現実的でしょう。
つまり、イラストレーターなら270万円から300万円程なので270万円、アニメーターなら年収約110万円から約510万となっているのでこれも250万円くらいだと考えるのがよさそうですね。
以前こんな記事を書いたときに平均年収を年齢別に出したんですが、年収270万円だとしても大卒社会人1年目よりも貰えていません。
手取り収入としては217万円ほどとなり、僕なら十分生きていけるレベルですが、一般的にはかなり低いと見て良いでしょう。
収入が低くても労働環境が良ければ別に良いんですが、まあ好きなことを仕事にしているってこと以外は基本劣悪なイメージが強いですよね…
マンガの仕事としてはこの辺がリアリティありそうです。(まあフィクションだし、昔とは変わってるかもしれませんが)
イラストレーターの仕事はどうなんでしょう?
正直AIによってほぼなくなるんじゃないかなと思ってます。
小学生が仕事をするくらいまでにはもっと高性能なAI画像生成ができてそうですからね。
将棋のプロ棋士みたいにAIをうまく活用していくって方法もありますが…
一応、FANBOXとかでファンからサブスク課金させられる能力があれば今は生きていけると思います。(R18差分を続きは有料でとしているのが本当に小学生がなりたいイラストレーターかは知らない)
アニメーターもイラストレーターと同じくAIに仕事を消されそうですし、そもそも激務薄給のイメージが非常に強いです。
アニメづくりと言えばこの辺を思い出す。
アニメって日本の文化という割には収入部分がアニメ以外のグッズとか円盤に頼りすぎで収益構造としておかしいんですよね…
まあそのおかげでほぼ無料で楽しめているんですが…
なんにせよアニメが好きとかマンガが好きで目指せるような領域じゃないと思うので、個人的にはやめときなと言いたい職業ですね。(まあ子供の夢を否定するのも良くないですが…)
芸能人
これも女子人気がすごいですね。
というかアンケートがかなり女子に偏ってるな…
ざっくりアイドルとか女優ってことなんでしょうけど、まあ闇が深いし大変だからやめとけと思っちゃうけどなあ。
まず思うのが、そんなに簡単に売れねえよってことですね。
これはYouTuberも同じですが、トップ層は当然目立つので自分の目に入ってきますが、そういう人たちは極極極一部の大成功した人達です。
普通のレベルだとそれ一本では食べていけなくてバイトとかをすることになるでしょうし、ファンが少ないところで活動するのはメンタルが強くないとかなりきついでしょう。
たまにイオンとかでぶっちゃけ全然知らないアイドルとかがライブをやったりしてますが、人が全然いないなんてこともざらにありますし、人がいたとしても正直近寄りたくないレベルのヤバそうなおっさんばっかりとかが現実です。
アイドルとかのファンは基本おっさん(しかもヤバめ)ということをちゃんと自覚した時にそれでも頑張れる子ならまあって感じですかね。
どれくらいリアリティがあるかは不明ですが、アイドルとかだとこの辺がやっぱり思い浮かびますよね…
あと単純に収入もピンキリでしょうが、一部を除いて低いことには間違いないです。
低収入で少ないファンに対して活動できる強いメンタルと能力を高めるための努力をできることを前提に、持って生まれた見た目の良さとかが求められるのでいばらの道でしょうね…
子供の夢の代表格みたいなものなので目指すなとは言いにくいですが、専門学校を見学させたり、あまり売れていない人たちのライブにも連れて行ったりして現実を見ても続けられるのであれば真剣に応援してあげるくらいが良いと思います。
ゲームクリエイター・プログラマー
4位にこんなのが入ってくるんですね…
まあ僕はプログラマーなのでこの職業自体はこのランキングだと一番詳しいんですが、オススメ度は普通ですね。
正直誰でもなれるのに、給料はソコソコです。(僕は在宅多めだし平均年収よりはもらっているので労働環境もそれなり)
超一流の会社とかだと入社難易度はそれはそれは難しいですが、下請けとかで超一流のゲーム会社の開発に関わったりとか、経験を積んでからの転職だったら実績があれば他の業界よりは動きやすい印象です。
労働環境としては、基本的に肉体労働でもなければ、本番の一発勝負に向けて作成するというよりもとりあえず完成したものをひたすら直していくといった感じなので求められる資質もプレッシャーもそんなにないはずです。
長時間労働とかも職場や時期によってなくはないですが、今まで出てきたものに比べればかなりマシな分類でしょう。
まあ会社によっては結構がっつりブラックだったりするので就活するときはちゃんと調べましょうって感じですかね。(高卒の新卒を深夜残業させちゃいかんだろと思う…)
メイドラゴンも仕事の話が出てくるところとかは結構ブラック感が強くて…
あとはテレワークとか独立してフリーランスとかの新しい時代の働き方にもなりやすい印象です。
さらに、肉体労働じゃないので、体にハンデがあっても年齢を重ねてからでも、働こうと思えばいつまでだって働ける業界です。(これが良いことなのかは不明)
こうやってまとめてみるとなかなか悪くない職業ですね。
悪い部分は常にツールや知識がアップデートされ続けること、男ばっかりの職場になりがちなこと、教育とかが適当になりがちなこと、プログラマーなら他のプログラミング言語も使えると思われることですかね。
環境が変わり続けるので勉強し続けないと基本ついていけなくなります。(僕はあきらめましたが…)
職場の男女比は工業大学レベルで開発部署は女性0なんてこともざらです。
プログラミングができる前提で仕事を振ってこられるので、教育とかも適当でコ-ディングルールと過去のソースみて適当に作っといてくらいのガバガバ感です。
あと違うプログラミング言語の仕事を当然のように振ってくるカスもたくさんいるがつらいところですね。(お前は英語の翻訳者にフランス語の翻訳頼めると思ってんのか?)
AIがコードを書くようになる日も近いとは思うので、なくならない仕事だなんて口が裂けても言わないですが、まあ子供が目指す仕事として考えたら悪くはないんじゃない?と思います。
パティシエ・パティシエール
女の子の偏り…(票が女の子ばっかりだけど以下パティシエ)
どのレベルのパティシエを目指すのかわかりませんが、ケーキ屋さん程度なら高校生のバイトでできます。(夢がかなってよかったね)
商業系の高校から製菓系専門学校に行きつつ街の個人営業のケーキ屋さんでバイトからそのまま弟子入りするのが一番なんじゃないですかね。
まあそのレベルではなくていいならケーキ工場で働くってのもありますけど。
個人経営のケーキ屋がどれくらい稼げるのかはちょっとわからないですが、当然個人で営業販売はもちろん事務とかもこなさなきゃいけないのでその辺の準備は必要でしょう。
あとはテレビに出てくるようなパティシエを目指すのであればほぼ留学必須レベルな気がします。(テレビに出る分かりやすい肩書なだけ?)
なんにせよ留学や専門卒からの有名店で修業して独立とか製菓メーカーへ就職といったルートを取る必要があります。
険しく長い道のりになりそうですね。
収入としては独立の場合は不明(人による)ですが、有名店で働けるならかなり良い。食品メーカーやホテルでも良い。それ以外だと少な目って感じでしょうか。
まあこういった特殊技能系は講師になれたり、YouTubeやブログとの相性が良さそうなので額面ほどは悪くなさそうです。
悪い部分は結構肉体労働なこととBtoCの仕事なことでしょうか。
基本的に女の子に人気の仕事ですが、お菓子作りは肉体労働です。また、BtoCの仕事は「お客様は神様」だと思ってる気の狂ったお客様が低頻度とは言え来ます。
BtoBの仕事なら相手側も仕事の体裁があるのでガチのキチガイは少なめなんですよね。(いないとは言っていない)
全体としては、収入はそれなりで技術面がちゃんとあれば独立も転職もできそうだったりするので言うほど悪くはなさそうくらいの感じです。
子供が目指しているのであれば素直に応援してもいいんじゃないかと思います。
パティシエは全然知識がないので何とも言えない…けどパティシエで真っ先に思い浮かぶものが夢色パティシエール。
この記事を書いてるときに何となく思い浮かんだのが鹿楓堂だけど、現実で言うと喫茶店は調理係でひとまとめでつばき君みたいにスイーツだけ担当ってなかなかないんじゃないかと思う。
学校の先生
まあ論外ですね…
公務員で最低と言って良いレベルで労働環境が劣悪です。
サビ残が法律で認められていて残業代が基本給の4%しか出ません、法定休日だろうと関係なく部活の顧問などをしている場合ほぼ無給労働です。
小学校を狙うか中学校以上を狙うかで大学選びから変わってきますが、まあどちらを選んだとしても地獄なので悩む必要はないですね。
よほど信念をもって小中高の学校の先生になりたいというのならともかく、そうでないのであれば大学の教員(教授)を目指すべきです。
収入も肩書も段違いですからね。(なるまでの費用も段違いだけど)
教えるのが好きなら塾講師や家庭教師もあるので大学生のバイトでチャレンジしてみましょう。
教員よりましとはいえ、ブラックなのでたぶんやりたくなくなります。(僕の場合コマ数単位の報酬だたので授業の準備時間、塾の終了作業、家庭教師先への長時間移動とかが無給なだったのでクソ薄給だった…)
かわいいJSやJCとお話しできるので、重度のロリコンやショタコンなら天職だと思いますが、さすがになしですね…
当然BtoCなのでキチガイ対応ももれなくあります。
キチガイの子供はたいてい親もキチガイなんですよね…
学校というほぼ生徒は変わらない状況で働き続けないといけないので、キチガイ対応は何度も訪れるし無間地獄と言って良いレベルでしょう…
小学生から見ると学校の先生は身近な働いてる大人だからこんなになりたいと思う人が多いのだと思いますが、コンビニバイトのほうがましなレベルの劣悪環境、やりがい搾取、責任重大という地獄の職種です。
少なくとも全くおススメできないので、僕なら子供には学校の先生ではなく大学教授や研究者を勧めます。
保育士・幼稚園の先生
まあ論外ですね…
学校の先生と違って基本は公務員ではないですが、働くなら幼稚園教諭もしくは保育士の国家資格が必要になります。(保育補助なら無資格でもいい)
国家資格が必要だし、子供の面倒を見るという明らかに大変な仕事にもかかわらず、10年以上保育士として働いでも平均年収が400万円を超えないという地獄みたいな職業です。
労働時間は教員に比べればマシではありますが、それなりにがっつりと働いているにもかかわらずこの年収はきついですね。
保育士の資格の取得割合では96:4と基本的に女性ばかりなので職場の人間関係もなかなかに壮絶です。
当然BtoCなのでキチガイ対応ももれなくあります。
子供なんて何するかわからないのに、それがうじゃうじゃいるところを任されて何か問題が起きたら責任は全被りです。
教育は他人に任せないで親御さんがまともな教育したらどうなんですかね?
小学生から見ると保育園や幼稚園の先生は身近な働いてる大人だからこんなになりたいと思う人が多いのだと思いますが、コンビニバイトのほうがましなレベルの劣悪環境、やりがい搾取、責任重大という地獄の職種です。
子供が好きでどうしてもやりたいというならともかく、なんとなく子供が好きだからくらいの気持ちではどうやっても続けていけないでしょう。
子供が保育士になりたいと言い出したら、なぜなりたいのかを聞いてみて、子供が好きだからという理由であれば保育士ではなく他に子供と関われるような職業を勧めてあげた方が良いと思います。(習い事の先生とか)
作家・小説家・ライター
今まで出てきてた職業の中だとまあまあオススメではあります…
作家にもいろいろあるので何とも言えませんが、誰でも発信をしやすくなっている現代において発信メディアも多く、個人で発信を行うこともできるため意外と就職先は多そうです。
小説家はまあ相当頭が良くないとできない気もしますが、ライターくらいならそれなりに誰でもできる気もします。
今だと副業のオススメでWEBライターなんてのもありますからね。
イラストレーターもそうですが、クリエイティブな分野はAIにとってかわられる可能性が非常に高いのは言うまでもないので生涯この仕事で生きていくみたいなことは無理かもしれませんが。
あとは給料や労働環境ですが、これはもうピンキリとしか言いようがないですね。
そもそも作家が何を指しているのかよくわからないのであれですが、小説家だと平均年収は150万円~300万円だとか…
まあどんな算出方法か知らないので鵜呑みにはできませんが、青天井レベルの化け物小説家が平均を上げまくっていることは言うまでもないことを考えるとほとんどの小説家は生活できるレベルではなさそうです…
一方ライターはどうかと考えると、WEBライターの収入はフリーランスで350万円、会社員で450~500万円ほどとのこと。
労働環境はフリーランスならそれなりに快適でしょうし、会社員なら良くも悪くも会社員レベルです。
これも踏まえると作家はともかく小説家はあまりオススメできない、ライターは悪くないかもくらいの温度感ですね。
ただ、小学生の時点で小説家やライターを目指そうとしている時点で結構ちゃんと頭がよさそうな気もするので、他の分野を目指す子よりはまっすぐ夢に向けて応援してあげてよいと思います。
この分野はどのみち学歴というか頭の良さは必要になると思うので勉強させることになりますからね…
医師
まあ最強…
医師なんてなれるならなった方が良いです。
才能と親の金があってようやくスタートラインに立てる物なので僕には無縁の職業ですが…
とりあえず、お勉強ができる必要があるので、子供の学力が妥当であれば素直に応援したいところですね。医学部は学力以外にお金の問題もあるので子供が本気で医者を目指しているなら親も覚悟を決める必要があるでしょう。
まあ国公立で奨学金を借りる前提なら、お金の面は普通の家庭でも問題はないと思います。
普通の職業になるのに奨学金を借りて大学に行くのはキチガイだと思っていますが、医者などの高収入で安定していて人の役に立つ職業であれば問題ないでしょう。
収入面では、そもそも医学部の入学が難しすぎて浪人が当たり前なこと、最短でも6年間も医学部で学ぶ必要があること、研修医時代は収入が低いことなどもあり20代ではむしろ低収入ですが、専門医になれた30代以降であれば同年代の2倍くらいの年収はもらうことができます。
開業医になって自分のクリニックを運営することで2000万円以上の収入も見込めたりするようです。
AIの進歩があったとしても小学生が働き始めるくらいまでには仕事がなくならなそうなところもメリットかもしれませんね。
一方で、労働環境としては、長時間労働や就業時間が不規則であることが常態化しており、あまり良いとは言えません。
また、専門にもよりますが、感染症などの病気の人を診察する場合は感染のリスクは常に付きまといますし、人の命に係わることも少なくありません。
手術でも基本的には失敗することは許されず、プレッシャーがかかる局面も多くある職業と言って良いでしょう。
さらに、BtoCの仕事なのでキチガイ対応もあったりします。
収入と社会的な地位は圧倒的ですが、現実問題労働環境はそれほど良いとは言えず、そもそも就業するまでの難易度も他の職業と比べて段違いです。
小学生の時点から医者を目指して勉強するの自体は何も悪いことではないので、頑張れと言ってあげて学費を工面しておくくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
まあブラックジャックさんは無免許だけど…
医者芸人の井たくまさんは面白くてためになるし最近はまってるのでオススメです。とりあえず見てください。
動物園や水族館の飼育員
ややオススメできないくらい?
たぶん動物好きの子が将来の夢としてあげているのだと思いますが、実際のところどうなんでしょう。
とりあえず給料と就業環境についてみていきます。
給料に関して言えば、平均年収は240~300万円と平均年収を大きく下回っており、お世辞にも高いとは言えません。
就業環境に関しても動物第一の仕事となることから時間は動物に大きく依存していること、肉体労働が中心となっていること、極極極稀に命にかかわる事故が発生すること、動物の世話だけでなくBtoCなのでキチガイの対応があることを考えると良いとは言えなさそうです。
メリットとしては大好きな動物に関わる仕事ができるとかそんな程度ですが、収入面が低いこともあってやりがいだけでやっていけるほど甘い仕事ではないでしょう。
もちろん動物と関わるということは動物の死に関しても身近にかかわることになります。
世話をしている動物が旅立つことはもちろん、肉食獣の餌には他の動物を使っているとかもあり、その辺の気持ちの折り合いをつけられるかどうかも重要なポイントでしょう。
ちなみに、水族館の飼育員も年収は動物園と同じくらいだそうです…
動物好きで職業を選ぶのであれば、大学で学者になるとか獣医を目指すとかの方が良いと思います。
命に係わる仕事なので責任はどうやっても重くなるんですが、なぜか給料がめちゃくちゃ低い仕事なんですよね…
なんかオススメできるほど動物園や水族館の事を知りませんでした。
とりあえず生き物の知識自体はへんないきものちゃんねるが面白く学べるので良いですね。
けもフレはリセ狩りがおいしかったので非常に稼がせていただきました。
結局働くの難しすぎない?
とりあえず小学生がなりたい職業を1位~10位までで主に収入と労働環境を中心に見てきましたが、どの職業にもそれなりに難しい部分があります。
収入面で満足できそうな職業がそもそも非常に少ないですし、労働環境も良いと言えるものがほとんどありません。
一部の成功してる人を見て夢を見るのは悪いことじゃないですが、大人になると無理じゃね?と思ってしまうので良くないですね。
もちろんサラリーマンが良いとは思っていませんが、子供の夢の職業ってちゃんと調べてみると達成できたとしても苦しい生活が待っているとか、そもそも達成できる人がほんの一握りしかいないとかばかりです。
そんなんだったら、そもそも将来の夢でなりたい職業を聞くのが間違っているような気すらします。
つまり、将来の夢は「お嫁さん」とか「お金持ち」とかの方が実は現実的で幸せな目標なんじゃないですかね…
その職業についていないとできないことに関して(スポーツ選手とか宇宙飛行士とか電車の運転手とか)はその職業を目指すしかないですが、そうでないのであれば、幸せは仕事以外に求めて現実的な金の稼げる仕事を目指した方が良いんじゃないかと思います。
そもそも今の子供たちがYouTuberになりたがってる時点で働きたくないのは明白ですし、仕事は金を稼ぐためのものと割り切って、「将来の夢は働かなくてもいいくらいの金持ちです。」と言える方が良い気がしますね。
子供の夢を考えるときは
当然ですが小学生がなりたい職業というのは小学生が知っている職業です。
動物が好きだから将来の夢は動物園の飼育員というのは、動物に関わる仕事で小学生にとって一番ポピュラーな職業が動物園の飼育員だからです。
動物に関わる仕事は他にも獣医、学者、トリマー、ブリーダー、ペットショップ店員などなど山ほどあります。(ニッチなところだと装蹄師とかひよこ鑑定士もある)
いろんな職業があることを教えてあげて、たくさんの選択肢の中から将来の理想とする生活に一番近いものを選べた方が良いですよね。
そのためには、子供が目指している職業の理由を聞いてそれを満たせる職業を一緒に考えたり、どんな職業にでも必要となる能力を伸ばしてあげたりすることが有効でしょう。
少なくとも、子供が言っている夢を盲目的に肯定して、自分は否定せずただ口だけで応援するというのは無責任と言わざるを得ません。
最後のまとめ
今回は「【将来の夢】小学生がなりたい職業がヤバすぎる」というタイトルで進研ゼミ小学講座が実施したアンケートをもとに小学生がなりたい職業について調べていくのと、そもそもなりたい職業って何だよってことを話していきます。
小学生がなりたい職業ベスト10はこのようになっています。
- ユーチューバー
- 漫画家・イラストレーター・アニメーター
- 芸能人
- ゲームクリエイター・プログラマー
- パティシエ・パティシエール
- 学校の先生
- 保育士・幼稚園の先生
- 作家・小説家・ライター
- 医師
- 動物園や水族館の飼育員
これらの職業について主に労働環境や給料面について調べて解説したものは上の記事を読んでもらうとして、基本的にどの職業に関しても問題があります。
夢をかなえることは当然喜ばしいことですが、かなえたとしても苦しい生活を送ることになってしまっては良くありません。
また、かなえられない夢に固執して結局何者にもなれないということだってあるでしょう。
子供の将来の夢については安易に否定するのは当然良くないですが、きらびやかな一部の部分だけしか知らない上に判断能力の未熟な子供の考えを盲目的に尊重するのは安易に否定することと同じ程度かそれ以上に良くない行為と言えます。
なので子供の将来を本気で考えてあげるのだとすれば
- どんな職業をしているか?ではなくどんな生活をしているか?を中心に考えてあげる。
- なりたい職業の実情はどうなのか一緒に調べてあげる
- なりたい職業の類似の職業も選択肢にできるようにしてあげる
- なりたい職業を選ぶ理由を満たせる他の職業の存在を教えてあげる
といったことをしてあげる方がよっぽど子供について真剣に考えていると言えるでしょう。
まあ子供は大人が思うよりも意外とちゃんとしているので、あまり過干渉になってしまってもいけないんですけどね。
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