GWにあった友達との話
友達がほぼいないし一人が好きなので、基本的に人と会わないんですが、唯一つながってる高校時代からの友達と3人で食事をしました。
近況報告や次回の予定の話などもしたんですが、僕が投資をやっていてそれなりに金を持ってることも話しているので投資の話にもなりました。
そこで話した内容がブログにあんまり書いてない気がするし、重要な感じなものなのでせっかくだしまとめておこうと思います。
飲みの席だったしちゃんと覚えておいて後でブログに書こうとも思ってなかったので若干適当な記憶ですが、記事自体はシラフで書いているのでクオリティは安心してください。
ちなみに友人と楽しく飲むならともかく、行きたくない飲み会に行くのはオススメしていないので気になる方はこちらをどうぞ
投資の小話
友人2人と僕で飲んでいたんですが、投資の話でざっくりこんな話題が出ました。
- 居酒屋の株主優待は利回りが高い(僕)
- 新しいNISAで投資できるように今年はつみたてNISA以外は買わずに資金を温存している(友人S)
- 株主優待のある配当なしの銘柄も新しいNISAで買うつもり(友人S)
- ボックス相場の銘柄をスイングトレードしている(友人K)
良い悪いは後で解説の時に言うとしてこんな感じですね。
ちなみに、友人Sも友人KもつみたてNISAはやっていて、個別株はSがQUOカードとかの優待投資、KがJTやオリエンタルランドなどを持っているそうです(スイング+配当?投資)。
居酒屋の株主優待は利回りが高い(僕)
これは僕の発言ですね。
優待利回り=優待価格(年間)÷株価で計算します。
今回の飲み会の舞台は一家ホールディングス系だったので優待利回りは(2500円×2回)÷(625円×100株)×100で8%になります。
そもそもの話として、僕が優待使えるところなら多めに出すよと言ったのがきっかけなのでここで開催したんですけどね。
ちなみにメルカリ価格だと2500円分で2000円、チケットショップ価格だと500円が320円(6/30まで)~360円(11/30まで)くらいですね。
僕は5000円分出したので自分が飲み食いした量よりは多いですが、たまに会う付き合いの長い友人なのでまあこんなもんですね。
この飲み会の際に利回りが良くてみんなで買っとけば年2回くらい優待だけで飲めると勧めておきました。実際に買うかは不明ですが…
ちなみに一家ホールディングスはアプリ会員(初回220円?)がかかりますが、お通し無料になるので実質お通し代ですね。
3回目以降だと全員のファーストドリンクがどでかジョッキ(2.5倍)になるので飲み会的にはコスパは最強レベルに良い方です。(安い分クソうるさいですが…)
また、一家ホールディングス以外でも優待利回りは基本高いのでよく飲み会をやる人とかは調べておくとよいでしょう。
あと、僕はテンアライドも持ってます。
優待利回りは(5000円×2回)÷(263円×500株)×100で7.6%くらいですね。(100株から同じ利回りです)
ここはお弁当が買えるお店もあるんですが、その場合お酒飲まなくていいし非常にありがたいんですよね。
新しいNISAで投資できるように今年はつみたてNISA以外は買わずに資金を温存している(友人S)
新しいNISAは2024年から始まるNISAのことです。
新しいNISA : 金融庁 (fsa.go.jp)
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
変更点とかはこんな感じですね。
ちなみに正式名称は「新しいNISA」です。とは言え、新NISAとか言ってるところが多いですね。
僕もなるべく「新しいNISA」の名称を使っているんですが、新NISAは実施されなかった昔のNISA改正案だしややこしいんですよね…
とは言え、基本みんな間違えがちなのでどうでもいい気もします。(つみたてNISAも積み立てNISAとか積立NISAとか言ったりするし)
話がそれましたが、友人SはつみたてNISAをやっているにもかかわらず、余剰資金があり、それは新しいNISAが始まるまで取っておくようです。
これは一見何の問題もないように思えますが、投資したい銘柄があって資金もあるのに新しいNISAを待つのは損なので間違っています。
この状況を投資の選択として説明すると、2024年になるまで資金を遊ばせておくという投資を選択してることになります。
が、株のリターンがプラスであることを考慮すれば、特定口座で今の時点で買ってしまって、2024年になったら一度売却して再度新しいNISAの口座で買い戻せばいいだけでしょう。
具体的に計算すると、今の株価が100、今年これから3%株価が上がる(配当がもらえる)のだとしたら、今のうちに買っておけば2024までに得られる利益は100×1.03=103となり、3には約20%の税金がかかるので102.4となります。
2024年の新しいNISAに向けて買わずに温存しておいた場合は100のままなので、買わない選択は損していますよね?
値下がりのリスクもありますが、それを言い出したら2024年もNISAで買うのなんか愚の骨頂です。(新しいNISA含めNISAは値下がりで損益通算できない)
早く投資をした方が良いことはこちらの記事でも書いているので詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ。
損益通算で税金を減らすのはこちらの記事をどうぞ。
株主優待のある配当なしの銘柄も新しいNISAで買うつもり(友人S)
これもなかなかヤバい発言なんですが、NISAで非課税になるのは利益のみです。
そして上でも言った通り、損益通算はできません。
例えば、銘柄A+1万円と銘柄B-2万円となっていた場合、銘柄Aと銘柄Bを同年に売却すると損益は-1万円となります。
このように通算した場合マイナスだと、利益が出ている銘柄でも確かに税金はかかりませんが、NISAでなくても税金がかからないのでNISAの使い方としてはもったいないことになります。
また、配当金を出さずに株主優待で株主に還元する銘柄は値上がり後の売却でしかNISAの恩恵を受けることができないです。
しかし、高利回りの優待を出す場合、優待の権利確定と同時に株価が下がり、年間で見ると株価が上がらず優待分だけ利益が出るみたいな銘柄が多く存在します。
であれば、配当金が出ないで値上がりも期待できず、高利回りの株主優待を出す銘柄はNISAとの相性は良くないでしょう。
ちなみにNISA口座で持っていても株主優待の税金は免除されません。(特定口座でもまじめに申告している人がどれくらいいるかは不明)
まあ「株主優待は非課税です」とか「チケットショップで使わない優待は売ればいい」とか言って株主優待生活をしてメディアにも取り上げられている人がいるくらいだからそのへんはガバガバなんでしょう。
このへんは競馬とかと一緒で法律の方がおかしい気がするので法律が変わるのに期待したいんですが、グレーのまま何とかなってるなら触れない方がよさそうですね…
とりあえず、NISAと相性がよさそうなのは普通に投資信託か連続増配株だと思います。
なので僕はつみたて枠はeMaxis Slimの全世界系と成長投資枠は連続増配株を買う予定です。まあこれは別の記事で書くかもしれません。
ボックス相場の銘柄をスイングトレードしている(友人K)
これは僕はやったことないからわかんないんですけど、まあありなのかな?って感じです。
やるつもりはあまりないですけどね…
具体的に話を聞いた感じオリエンタルランドで1.95万円を切ったら買って2.05万円超えたら売るを繰り返していたそうです。(分割前)
まあボックス相場で現物買いから入るのであれば、損切りラインも利確ラインも決まっている(と思う)ので良い戦略じゃないですかね。
僕も昔、ソフトバンクで1500円を基準にスイングトレードしたら儲かるんじゃね?的なこと思ったりしました。
結局やってない理由としてはこんな感じです。
- 手間がかかる
- ボックス相場が終わった時にどうするのか
- マイナスサムゲームっぽい
だいたいこんな感じです。
まず注文の手間がかかります。
逆指値しとくだけなんで大した手間じゃないんですが、長期分散投資をしている身からすると売り買いはそれだけで面倒です。(最近は決算狙いも勝てないし面倒になってきた…)
売値より上に突き抜けてボックス相場が終わった場合は手じまいしているので良いですが、下に突き抜けた場合に正常な判断で損切りできるのか?という要素があるのが気になるところです。
また、これは競馬みたいなギャンブルにも言えるところなんですが、ボックス相場が上に突き抜けて終わった場合、勝ちで終わっているのに売ってしまって損をした気分になる難しいトレードスタイルのように思えます。(競馬も勝ったとしても100円しか買ってなかったと後悔しやすい)
さらに、ボックス相場で売り買いを頻繁にやる場合、取引数が多くなることで手数料が発生することや利益が出て税金で相場から出ていく金が増える(自分他人含めて)ことで局地的に見ればマイナスサムゲームに見えます。
実際は会社が配当や優待を出してくれているのでそれでもプラスサムなんですが、わざわざ相場全体の期待値を減らしているように見えるんですよね。
これらの理由により、まあやらなくても勝ててるし別にいいかと思ってやってませんし別に積極的に勧めようとも思いません。
とは言え、やってみたい人がいるのであれば止めもしません。
稼げそうな感じ自体はしますからね。
あくまでも紹介しておくのも悪くはないかな程度です。
最後のまとめ
今回は「【投資の小話】友達と投資の話をしたのでまとめ」というタイトルで友人と話した投資の小話をまとめました。
自分では気が付かないような視点での考え方なんかが知れて面白いですね。
内容としては、
- 居酒屋の株主優待は利回りが高い(僕)
- 新しいNISAで投資できるように今年はつみたてNISA以外は買わずに資金を温存している(友人S)
- 株主優待のある配当なしの銘柄も新しいNISAで買うつもり(友人S)
- ボックス相場の銘柄をスイングトレードしている(友人K)
となっています。
僕なりの見解を解説しているので詳しくは記事を見てほしいんですが、居酒屋は優待利回りが高く友人と集まる時とかの何かとお金がかかる時の飲み会での支払いでかなり有用です。
新しいNISAのために資金を温存しておくのはあまり良い戦略ではなく、特定口座で購入しておいて新しいNISAが始まってから買いなおしをする方が期待値では上です。
NISAでの非課税のメリットは配当と値上がりによって恩恵を受けることができます。なので、配当がなく株主優待で還元している銘柄との相性は最悪と言えるため、NISAではなく特定口座で購入したほうが良い可能性が高いでしょう。
ボックス相場でのスイングトレードは有効な戦略のひとつですが、手間がかかること、強いメンタルが必要なこと、相場全体の期待値を下げていることからも僕はあまり積極的に採用しようとは思えません。
まあ色々解説したので、何かひとつでも学びがあればよかったなと思います。
僕の中で無配優待株をNISAで買うのはデメリットが大きいとかは当たり前にあって、言われるまで説明しようとも思ってなかったのでたまには人と話すのもいいですね。
あと、言わずもがなですが投資の判断は最終的には自己責任です。
あなたが買った株が上がろうが下がろうが僕には何も関係ない知ったこっちゃないことなので責任は押し付けないでください。
こんな記事も書いています。
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